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使いやすいファミリークローゼットを作るには?
こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。
例年より遅い遅いと言われていましたが、
とうとう梅雨入りしましたね。
湿気の多いシーズンですが、元気に過ごしていきましょう。
さて、今日は収納についてのお話です。
ファミリークローゼットと呼ばれる、家族みんなのためのクローゼットを希望する方が増えています。共働きのご家庭も一般的になり、まとめて衣類を収納することで家事効率がアップするファミリークローゼットが注目を集めているようです。
使いやすいファミリークローゼットにするには、メリットや注意点も知っていることが大切です。そこで、ファミリークローゼットのメリットや使いやすくするためのポイントについて、お伝えします。
ファミリークローゼットとは
ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類や荷物を収納できるクローゼットのことです。廊下など共用スペースからアクセスでき、家族全員が使いやすい場所に設けます。
ファミリークローゼットにはどんなメリットがある?
ファミリークローゼットを設けた間取りには、次のようなメリットがあります。
洗濯物の片付けが楽になる
ファミリークローゼットの最も大きなメリットは、洗濯物の片付けが楽になることです。
たたんだ洗濯物をファミリークローゼット1ヶ所にまとめて片付けるだけ。家族の個室に分散して片付けなくていいので、かなりの時間短縮になります。また、ハンガーにかけたままで納めておくことも可能です。洗濯は毎日するものなので、日々の負担が減るのは嬉しいポイントです。
着替えがしやすくなる
十分な広さがあれば、ファミリークローゼットの中で着替えることもできます。ずらりと洋服が並んでいるので、着たいものを選びやすくなるメリットも。食事の後、自室に戻らずに身支度を整えられるので、生活動線も短くなります。
1ヶ所に洋服がまとまっていることで、整理整頓もしやすくなり、他の部屋が散らからないメリットも生まれます。
それぞれの個室の収納を小さくできる
家族の洋服をそれぞれの個室に収納する場合は、部屋ごとに収納スペースが必要です。しかし、ファミリークローゼットがあれば衣類はまとめて収納でき、その分個室の収納をコンパクトにすることができます。個室のスペースにゆとりが生まれたり、他のものを収納したりできるのは嬉しいメリットです。
使いやすいファミリークローゼットにする3つのポイント
メリットがたくさんある一方で、使いやすいファミリークローゼットにするためには、知っておきたい注意点もあります。ファミリークローゼットを採用する場合は、次の3つのポイントについてよく検討しておきましょう。
使い方に合わせた広さを確保する
ファミリークローゼットの広さは、4人家族で2〜3帖程度が一般的です。しかし、本当に使いやすい広さは、収納するものの量や種類、家族の人数によっても異なります。
洋服を収納するだけなら2〜3帖でも十分ですが、他のアイテムも収納したい、中を通り抜けるタイプにしたいといった場合には、4帖ほど設けておくと安心です。
どのような使い方をしたいのかよく検討し、使い方にあった広さを確保しましょう。
収納しやすい棚やハンガーパイプを設ける
限られた面積の中で、できるだけ効率よく収納するには、棚やハンガーパイプをどのように設けるかがポイントになります。
できるだけハンガーにかけたまま収納したいなら、上下2段にする、コの字型にするといった方法が有効です。季節のアイテムも収納するなら、デッドスペースになりがちな天井近くに枕棚を設けておくのもいいでしょう。
使いやすい場所に設ける
ファミリークローゼットの場所も、使い勝手に影響します。
ランドリールームや洗面脱衣室に隣接して設けると、洗濯物の片付けや着替えがスムーズです。ただし、ファミリークローゼットの広さを十分に取ると、1階の床面積が圧迫されて、リビングが狭くなってしまうことも。どこを優先するか、バランスを考えながら位置を選びましょう。
まとめ
家族の衣類を1ヶ所に収納できるファミリークローゼットは、洗濯物片付けや着替えがしやすくなる便利なスペースです。洋服の量や家族構成、ライフスタイルに合わせて、上手に取り入れていきましょう。