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洗面所と脱衣室を分けるメリットとは?便利な間取りのアイデア
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
ここしばらく暖かく、上着を着ることも少なくなりました。
もうすっかり春ですね〜。
さて今日は、洗面脱衣室をテーマにお送りします!
間取りのトレンドは、少しずつ変化していますが、最近お客様からよく伺うのが「洗面所と脱衣室を分けた間取り」です。洗面所を独立させると、意外なメリットが生まれます。
もちろん従来の洗面脱衣室にもメリットがあるため、洗面所と脱衣室を分ける場合には、注意点も知って取りいれる必要があります。
今日は、そんな洗面所と脱衣室を分ける間取りについてご紹介していきます!
洗面所と脱衣所を分けるメリット
洗面所と脱衣室を分けるメリットには、次の3つが挙げられます。
メリット1:混雑を避けやすい
洗面脱衣室は、洗顔や歯磨き、ドライヤーなどの身支度や、入浴前の着替え、洗濯などさまざまな用途に使います。そのため、家族の人数が多いと混雑しやすいのがデメリットでした。
でも、洗面所と脱衣室が分かれていれば、他の家族がお風呂に入っているから洗面所が使えない、洗濯しようと思ったら洗面所が使われているといった混雑を避けることができます。生活時間が重なりやすいご家庭や、女性が多く洗面台を使う時間が長いケースでは、洗面所が独立した間取りはとても便利です。
メリット2:洗面所に生活感が出にくい
感染症対策に手洗いが重視されるようになって、洗面所にお客様を案内する機会も増えています。脱衣室には洗濯物や生活用品があるため生活感が出やすいものですが、洗面所が独立していれば、生活感あふれる脱衣室をお客さまに見られずにすみます。
造作洗面台はデザインの自由度が高いので、おしゃれでスッキリした手洗い空間を実現できます。片付いた洗面所なら、安心してお客様を通すことができますね。
メリット3:収納スペースが増え、片付けやすくなる
洗面脱衣室は、大体1坪(2畳)程度の広さです。洗面台と洗濯機を置くと、収納スペースはわずかしか設けられないため、生活用品やタオル、着替えなどをどう片付けるかが課題になりがちでした。
しかし、洗面所と脱衣室を分けると、それぞれに収納スペースを取ることができます。生活用品や家電などを分散して収納できるため、片付けやすくスッキリとした空間にすることができます。
洗面所と脱衣所を分けるデメリット
一方、デメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか。
デメリット1:床面積が広がり、コストアップにつながる
洗面所と脱衣室を分けると、それだけ床面積が余分に必要になります。間を仕切る扉や照明も必要で、コストアップにつながるのがデメリットです。
家全体の面積とのバランスを考えながら、洗面所を独立させるか検討しましょう。
デメリット2:家族数の変化によって、必要性が下がることもある
家族が多くても混雑を避けやすいのがメリットですが、子ども達が独立して家を出たらどうでしょうか?その時には、それほど必要性を感じないこともあるかもしれません。
しかし、最も大変な子育て期にストレスなく暮らすことを重視するなら、将来、またリフォームなどをすれば問題ないでしょう。
独立洗面所をおすすめするご家庭
このようなメリットデメリットを踏まえると、洗面所を独立させた間取りは、どなたにとっても使いやすいというわけではなさそうです。
洗面所が独立した間取りのメリットを生かせるのは、次のようなご家庭ではないでしょうか。
お子様に女の子がいる
思春期に差し掛かると、女の子は身支度に時間がかかるようになります。また、入浴中に他の家族が脱衣室に入るのを気にするケースも多いようです。そのため、洗面所と脱衣室が別になっていれば、お互いにストレスなく過ごしやすくなるでしょう。
来客が多い
よく人を招くご家庭では、洗面所をお客様に使ってもらうケースも増えがちです。いつもきれいに整えておくのは難しいこともあるため、扉を閉めれば生活感あふれる脱衣室を見られなくていいのは、大きな安心感になりますね。
脱衣室をランドリールームにしたい
洗面所が独立した間取りになっていれば、脱衣室をランドリールームとして使う場合に好都合です。洗面所で手洗いや身支度する時、干しっぱなしの洗濯物が目に入らないので、落ち着いて洗面所を使うことができます。
まとめ
洗面所を独立させた間取りには、家族がお風呂に入っていても気にせず洗面所を使ったり、生活感の出やすい脱衣室をお客様に見られないようにしたりするなどのメリットがあります。
一方で、床面積が増えてコストアップにつながることもあるため、採用する場合は、ライフスタイルに合っているかよく検討しましょう。
洗面所を独立させた事例も参考に、使いやすい間取りを考えていきましょう!