BLOG

ブログ

住まいに役立つ情報が
ここにある
2024.03.19

「キッチンパネル」と「タイル」どちらを選ぶ?

「キッチンパネル」と「タイル」どちらを選ぶ?

こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。

少しずつ、ぽかぽかと暖かい日も増えてきましたね。
コートは、春物でも大丈夫な日も!
そろそろ衣替えの準備もしなくては!と季節が変わる喜びを感じています。

さて、今日のテーマはキッチン周りの壁面についてです。

コンロ周りの壁面は、燃えにくく油汚れに強い素材を使います。代表的な素材は、「キッチンパネル」や「タイル」です。

今回はキッチンパネルとタイルどちらを選ぶべきか?それぞれのメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

コンロまわりには耐久性の高い壁素材を選ぶ

コンロまわりには耐久性の高い壁素材を選ぶ

火や電気を使って熱くなったり、お料理などで汚れが飛び散ることが多いキッチン。家の中でもハードな環境と言える場所のひとつではないでしょうか。

特にコンロのまわりの壁に通常の壁紙を使うと、火災の危険があり、油汚れですぐに傷んでしまいます。そのため、熱や汚れに強い素材を選びます。

代表的な素材は、「キッチンパネル」や「タイル」です。それぞれの特徴を知って、ライフスタイルやインテリアに合うものを選びましょう。

キッチンパネルとは?

キッチンパネルとは?

キッチンパネルに使われる素材は、メラミン樹脂でできた不燃化粧板が一般的です。他にも、ホーローやステンレスなどが使われることもあります。いずれも、燃えにくくすぐに汚れを落とせる耐久性の高い素材です。

シンプルな無地のキッチンパネルが主流ですが、中には、大理石調の模様が入ったものや、タイルの柄をプリントしたものも選べます。キッチンのインテリアや好みに合わせて、色やデザインを選びましょう

キッチンパネルのメリット・デメリット

キッチンパネルは、お手入れがしやすい一方で、シンプルな素材感は好みが分かれるところでもあります。メリットとデメリットを把握しておくと、好みに合うものを選びやすくなります。

キッチンパネルのメリット

キッチンパネルのメリットとしては、次の3つが挙げられます。

・お手入れしやすい

・清潔感のあるデザイン

・リーズナブルに導入できる

表面が滑らかで、さっと拭くだけで汚れが落ちるのがキッチンパネルの特徴です。油汚れがつきやすいところだけに、お手入れのしやすさは大きなメリットです。色は選べますが色味や素材感の選択肢も広いので、インテリアに合わせやすい素材です。また、タイルと比べると施工しやすいため、費用を抑えられるメリットも得られます。



キッチンパネルのデメリット

それほど大きなデメリットはありませんが、タイルのように色や貼り方にそれほど幅広い選択肢があるわけではありません。そのため、インテリア性の高さを重視する方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

また、メラミン化粧板のキッチンパネルは、経年変化で黄ばみが出る可能性もあります。

タイルのメリット・デメリット

一方、コンロまわりの壁にタイルを使うと、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。



タイルのメリット

タイルのメリットには、次の2つが挙げられます。

・インテリア性が高い

・経年劣化に強い

タイルは、サイズや形、色にさまざまな選択肢があり、貼り方にも幅広いバリエーションがあります。また、工業製品のキッチンパネルと比べると無機質な感じがなく、キッチンのインテリアをおしゃれに彩ってくれます。タイル独特の風合いが好きという方も多いですね。

さらに、耐久性が高く経年劣化に強いのも特徴。1,000年程前の遺跡でもタイルが美しいまま残っているということもあるほどです。



タイルのデメリット

デメリットというほどはないものの、知っておきたい注意点もあります。

・目地の汚れを落としにくい

・キッチンパネルより設置費用がかかる

タイルそのものはさっと拭くだけで汚れが落ちますが、目地には汚れがつきやすいため注意が必要です。できるだけこまめに掃除をすると、汚れが溜まりにくく清潔感を保ちやすいでしょう。また、最近は汚れが目立ちにくいグレー系の目地を選ぶケースもあります。

そして、タイルは一枚一枚職人さんが貼って仕上げます。そのため、キッチンパネルに比べて施工費がかかることが一般的です。ただし、タイルを貼る面積はそれほど広くないため、大きな増額につながることはあまりありません。

まとめ

キッチンまわりの壁面は、素材の選び方によって大きく雰囲気が変わります。

どの素材を使うのかは、お手入れのしやすさ、デザイン性、好みの色や柄、コストなど、メリットデメリットを踏まえて、総合的に判断したいですね。