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室内でもできる熱中症対策を知っておこう
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますね。
「熱中症」に注意しましょうと、ニュースでもよく耳にします。
でも、電気代も高くなっていて、クーラーを一日中つけることにためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、室内でもできる熱中症対策や、新築やリフォームでできる熱中症対策を紹介します。
無理なく快適な室温を保ち、熱中症予防につとめましょう。
家の中でも熱中症になるリスクがある?
熱中症とは、体温が上がりすぎて、頭痛やめまい、けいれんなどの症状を引き起こす病気です。気温や湿度が高いために、体の中の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温を調整する機能が働かなくなったりすることが原因だそうです。
熱中症になってしまうのは、炎天下の屋外だけではありません。
室内でクーラーをつけていても、水分補給が足りなかったり、キッチンや脱衣所などにいて一時的に暑くなったりすると、熱中症になる可能性があるのだとか。
家の中にいても、熱中症のリスクはあるということを知って、効果的な対策を取り入れていきたいですね。
家の中を涼しくするのに役立つアイテム
家の中を涼しくするためには、
・室内に太陽の熱を入れない
・クーラーの涼しい風を室内に回す
ことが大切です。こうした暑さ対策にすぐに役立つアイテムを5つ紹介します。
すだれやよしず
日本の夏といえば、「すだれ」や「よしず」です。窓の外に立てかけて使うので、室内に入る太陽の熱を効率よく下げてくれます。また、風も通すため、窓を開けていても使えます。簡単に動かせるのも、嬉しいポイント。
昔から使われてきただけあって、とても機能的です。
シェード
現代版のすだれとも言えるアイテムが、「シェード」です。
薄くて風を通すシート状の素材で、屋外の窓の上に取り付けたフックに引っ掛け、紐で固定します。適度な日陰を作ってくれるので、ウッドデッキなどでプール遊びをする際にも便利です。
リーズナブルで色や大きさも豊富なので、毎年、色を変えて取り替えてもいいかもしれません。
グリーンカーテン
グリーンカーテンは、ゴーヤや朝顔などの植物を窓の外で育て、日陰を作る方法です。
家の周りに緑が増え、野菜や花を楽しめるのもポイント。植物が好きな方には、ぴったりの方法です。
遮光カーテン
室内側で簡単にできる暑さ対策としては、昼間も遮光カーテンを閉めておく方法もあります。子供部屋や寝室など、昼間は使わない部屋でおすすめの方法です。太陽の光で室温が上がるのを抑え、夜になっても部屋が暑くなりにくいので、クーラーの効きもよくなります。
サーキュレーター
クーラーをつける際に併用したいのが、サーキュレーターです。室内の空気を動かし、クーラーの涼しい風を部屋のすみずみまで届けることができます。涼しい空気が体に当たることで、設定温度より涼しく感じる効果もあり、効率よくクーラーを使えます。
新築やリフォームでできる熱中症対策
これから家を建てる方は、建物そのものや設備でできる熱中症対策も知っておきたいですね。ここで紹介する4つの方法は、室内で過ごしやすい環境を作るための方法です。快適な室内環境は、熱中症予防にもつながります。
気密性・断熱性の高い建物にする
高気密高断熱の住まいは、外の気温の影響を受けにくく、室内の熱も逃しません。そのためクーラーの効きがよくなり、いったん室内が涼しくなったら、クーラーを消してもその室温が持続します。
電気代をあまり気にせずにすむので、必要な時にためらわずクーラーをつけられるようになり、熱中症対策にもつながります。
断熱性能の高い窓を選ぶ
外の暑さは、窓から室内に入ってきます。暑さが入ってこないようにするには、窓の性能がポイント。断熱性能が高い窓を選べば、熱が伝わりにくいので、室温が上がり過ぎるのを防ぐことができます。
特に、南側の日当たりのいい場所や、西側の西日が差し込む位置にある窓には、性能のいい窓を選ぶといいでしょう。
窓の上に庇をつける
窓から直射日光が入ってこないようにするためには、窓の上に庇をつける設計も有効です。
真夏は高い位置から太陽の光が当たりますが、庇があればその光が直接入りません。直射日光が入らなければ、室温の上昇を抑えることができます。
調湿作用のある自然素材を使う
無垢の床フローリングや漆喰壁、昔ながらの畳といった自然素材には、調湿作用があります。夏場や梅雨時期のモワッとした湿気を自然と吸い取り、気持ちのいい湿度に保ってくれます。
特に、直接肌に触れる場所で自然素材を使うと、床や机がぺたぺたと肌にくっつく不快感がなくなり、快適に過ごせます。
まとめ
屋外だけでなく、室内でも熱中症になってしまう可能性があるので、これからの暑い夏、気をつけて過ごしたいですね。今すぐできる対策だけでなく、家づくりでもできることを取り入れ、気持ちよく過ごせる住まいを作りましょう。