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梁見せ天井で、リビングをおしゃれに!
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
今日のテーマは「梁見せ天井」です。
家を支える大切な構造体のひとつ、梁をあえて見せた仕上げのことを言います。
天井が高く、開放的になって、リビングがおしゃれになると人気が集まっています。
今日はそんな「梁見せ天井」について、詳しくご紹介しますね。
梁見せ天井とは?
梁とは、柱の上に横に渡された部材のこと。屋根の1番高いところにある棟木と直行する方向に使われていて、どっしりとした太さのある構造材です。
梁は天井の上にあるので、通常は見ることはできませんが、天井を張らずに梁をあえて見えるようにした仕上げ方を「梁見せ天井」と言います。
古民家のリフォームなどでよく見かけますが、新築の吹き抜け空間などでも使われることのある手法です。
梁見せ天井の3 つのメリット
梁見せ天井を採用する主なメリットは、次の3つです。
梁がインテリアのアクセントになる
天井面に木のアクセントが加わり、室内がおしゃれな雰囲気になります。ダークな色味の梁なら重厚感のあるかっこいい印象に、明るい白木の色味ならナチュラルで優しい印象になります。
天井の高い、開放感のある空間になる
天井裏に隠れている梁を見せて仕上げるということは、その分だけ天井が高くなるということです。構造体が見えている分、平面的な天井より空間がダイナミックに感じられます。同じ床面積でも、開放感のある空間になるのもメリットです。
天井を張らないことで、コストダウン
天井を張らないで仕上げるので、コストを抑えやすい傾向があります。2階の床をそのまま天井として見せる方法や、天井裏を無くしてクロスや塗り壁で仕上げる方法などがあります。
梁見せ天井の3つのデメリット
魅力的な梁見せ天井ですが、知っておきたいデメリットもあります。
照明器具が設置しにくい
梁見せ天井を採用するなら、注意して計画したいのが照明や電気配線です。
電気配線が見えないように梁の上に沿わせたり、梁に穴を開けて照明をつけたりするケースもあります。梁の影が出ないように、しっかりシミュレーションすることも必要です。
梁にほこりがたまる
何年も暮らしていると、梁の上にほこりがたまってしまいます。通常は手の届かない位置にあるため、業者さんに頼まない場合は、ご自身で長いモップや脚立を使って掃除しなくてはならない可能性があります。
上下階の音が響くことがある
天井裏がないため、2階の足音が響いたり、1階の話し声が聞こえたりするケースがあります。リビングの上に寝室をつくらないなど、音漏れに配慮した間取りで対処するようにすると安心です。
まとめ
構造材が丸ごと見える「梁見せ天井」はダイナミックで、空間がおしゃれになります。天井が高くなって開放的になるのも、魅力ですね。
一方で、掃除や音の問題、照明器具の設置などに注意が必要です。
せっかく採用するなら、後悔しないようにしたいですね。ぜひ、お気軽にご相談ください!