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注文住宅における付帯工事って?項目や費用相場をチェック!
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
8月も最終週!
朝夕の気温も心なしか、涼しいような・・・。
そろそろ秋の気配なんでしょうか、季節の移り変わりは早いですね!
さて、今日は費用についてのお話です。
契約時にお見せするお見積書には、さまざまな項目がありますよね。
本体や諸費用も大切ですが、忘れたくないのが「付帯工事」です。
地盤改良工事や上下水道の引き込み工事など、家を安全に建て、問題なく生活するために必要な工事についての項目です。
項目の内容や、大体の費用を知っておくと、予算オーバーにもなりにくく、安心して家づくりを進められます。
今日はそんな「付帯工事」について、詳しくご紹介します!
注文住宅の費用の内訳
付帯工事について紹介する前に、まずは注文住宅の費用の見方についてお伝えします。
注文住宅の費用は、次の3つの項目に分けられ、総費用に占める割合には相場があります。
・本体工事費:総費用の70%〜80%
・付帯工事費:総費用の15%〜20%
・諸費用:総費用の5%〜10%
本体工事費は、建物そのものにかかる工事費用のこと。基礎や柱、屋根や内装、キッチンなどの設備、工事する会社の人件費などが含まれています。
付帯工事は、建物以外に必要になる費用のこと。外構や地盤改良などがあり、敷地の状況や広さによって項目も金額も違ってきます。
そのため、見積書では本体工事費と分けて記載されることが一般的です。
諸費用は、ローンの手数料や税金、確認申請をはじめとする申請手続きにかかる費用です。
初期段階の見積もりでは、付帯工事のところに一般的な項目や価格を入れた「仮の見積もり」になっていることがほとんどです。
余裕を持った資金計画を作るためにも、付帯工事に含まれる項目や相場を知っておくと安心です。
付帯工事に含まれる項目は?
付帯工事は、建物本体以外にかかる工事費です。
代表的な項目は、次の通りです。
・解体、伐採工事費
敷地に古い建物があったり不要な樹木があったりする場合は、更地にする工事が必要です。
木造住宅の解体費用は、150万円〜200万円程度かかるのが一般的です。
伐採工事は、樹木の種類や本数など状況によって費用が変わってきます。
・造成、整地工事
農地を宅地にしたり、敷地内にある高低差を解消したりする場合は、造成工事が必要になります。
工事内容によって費用が変わりますので、事前に確認することが大切です。
解体や伐採工事と一体の工事として行うケースもあります。
・地盤改良工事費
住宅の建築に先立って、地盤調査を行います。
調査の結果、必要なら地盤改良工事をします。
地盤の弱さに応じて工事の種類が変わりますが、50万円から最大100万円程度は見込んでおきましょう。
・引き込み工事(給排水、電気、ガス、テレビ、インターネット)
道路から敷地の中まで、上下水道や都市ガスの配管や、電気配線を引き込む工事です。
メインの管まで遠い敷地や、接道する道路がバイパスで配管するための工事に手間がかかる敷地では費用がかかることもあり、条件によって費用のバラツキが出やすい項目です。
もともと家があった土地や造成された分譲地では、すでに引き込み工事が終了していている場合もあります。
・外構、造園工事
駐車場、フェンスや門、庭の植栽を施す工事です。
車の台数や庭の広さ、どのような仕上げを選ぶかによっても費用が大きく変わる項目です。
見積もり金額で、どの程度の工事ができるのかを確認すると安心です。
・カーテン、照明工事
カーテンや照明など、インテリアに関する工事は、建物本体工事費に含むケースもあります。
いずれにせよ、見積もりのどこかにこの項目があるかどうかはチェックしておきましょう。
予算取りしておきたい付帯工事は?
付帯工事は、敷地の条件によって変動があります。
そのため、初期の見積もりでは、予算取りされていない項目もあります。しかし、金額の大きい項目については、いったん予算を取っておく方が安心です。
特に注意したいのは、地盤改良工事と外構工事です。
見積もりにこの項目が含まれているかどうか、相場に近い金額が入っているかどうかを確認してみましょう。
地盤改良工事は、最大で100万円くらいです。地盤調査の結果、工事が必要なければ他に予算を回すこともできますが、見込んでいなかった場合はどこかの予算を減らさなくてはなりません。
そうならないよう、最初から予算を取っておく方が安心です。
また、外構工事も金額の幅が大きい項目です。
駐車場2台分のスペースをコンクリートで仕上げ、敷地の周囲にフェンスを回し、庭に何本か木を植えるような工事でも、150万円くらいはかかってきます。
見積もりに入っている金額で、希望の外構ができるかどうか、設計者に確認してみると安心です。
まとめ
付帯工事について、項目や相場の目安についてお伝えしました。
敷地の条件や希望によって、変動しがちなのが付帯工事です。
細かな項目まで把握するのは大変ですが、全体像がわかっていると、安心して計画を進められますし、予算オーバーも防ぎやすくなります。
わかりにくいことがあったら、気軽にご相談ください!