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2階階段ホールを有効活用! カウンター設置アイデア
こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。
今日は2階の階段ホールについてのお話です。
家づくりにおいて、階段ホールはただの通路に過ぎないと考えられがちです。
しかし、実はその空間を有効に活用することで、家全体の使い勝手や楽しさが大きく変わります。
特に、2階に上がった先のホールは、多くの部屋への入り口にもなり、動線上の要所となりますよね。
このスペースを何もない通路として放置せず、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
今回は、2階ホールをカウンターで有効活用するアイデアと、そのポイントを具体的にご紹介します。
カウンターで「だれも使わない」を防ぐ工夫
2階に上がった先のホールは、各部屋への入り口が集まる、家族が日常的に必ず通るスペースです。
そこにカウンターを設けることで、「通るだけ」の空間を「使える」空間に変えられます。
たとえば、
・読書やパソコン作業ができる小さな書斎スペース
・お子さんの勉強やお絵かきの場
・趣味のアクセサリーや植物を飾るコーナー
など、使い方は自由自在です。
家づくりの段階でカウンターを計画的に設置しておくと、無駄になりがちなこの面積をしっかり活用できますよ。
さらに、カウンターの周辺には収納や小物置き場も設けておけば、使いやすさも向上するでしょう。
階段ホールにカウンターを設置する際のポイントって?
カウンターがあっても、使い勝手が悪い場所にあると結局使われなくなってしまうことも。
そこで大切なのは、家族みんなが通りやすく、かつ落ち着いて過ごせる「ちょうどいい位置」を見極めることです。
動線を邪魔しないかチェック
階段を上ってすぐの場所にカウンターを置く場合は、通行の邪魔にならないよう奥行きを狭めにするなど工夫が必要です。
椅子に座っていても他の家族が通りにくさを感じない程度のスペースを確保しましょう。
光の入り方やコンセント位置
カウンターで読書や作業をする予定があるなら、できれば自然光が入る窓際や照明を設置しやすい場所がおすすめです。
また、スマホやタブレットを使う機会が多い場合は、手の届きやすい位置にコンセントを設けておくとストレスなく使えます。
子どもの安全面も考慮しよう
階段ホールは転落リスクがゼロではありません。
小さな子どもがいる場合、カウンターまわりの手すりや柵の高さにも注意を払いたいところです。
お子さんが立ち上がっても危なくない位置に設置することや、安全な形状を事前に確認しておきましょう。
家族のコミュニケーションスペースに
2階ホールにカウンターがあるメリットの一つは、家族が気軽に立ち寄れて一緒に過ごしやすい点です。
リビングやダイニングなどのメインの居場所とは別にちょっとした居心地の良いコーナーがあると、人が集まりやすくなります。
たとえば、
・親はカウンターでパソコン作業、子どもは隣で宿題をする
・朝の身支度前にサッと腰かけて、連絡帳や書類の確認をする
・お気に入りの雑貨や写真を並べて、お子さんと一緒に飾り付けを楽しむ
など、日常のふとした時間を共有できるのが魅力です。
また、自然に会話が生まれやすくなるので、忙しくても家族のコミュニケーションを深めやすい空間になるでしょう。
まとめ
2階ホールは、家づくりの際に見落とされがちな場所ですが、カウンターを設置することで家族が自然と立ち寄れる「使えるスペース」に早変わりします。
そこに収納やインテリアの工夫をプラスすれば、読書や勉強、リモートワークなど幅広く活躍するでしょう。
家づくりでは、動線や空間の使い方を少し工夫するだけで、暮らしの満足度は大きく変わります。
家族全員が便利に快適に暮らせるような家づくりを目指しましょう。