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2023.08.29

こだわって選びたい!内装の壁材の種類や特徴

こだわって選びたい!内装の壁材の種類や特徴

こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。

8月も最終週になりましたね!
まだまだ日中は暑いものの、朝夕は少し涼しいような?気のせいかも?
夏バテせずに乗り切りましょう〜!

さて、お部屋の印象を決めるとき、大きな要素となる「壁」。

大きな面積を占めるため、どんな色にするかはもちろん、どんな素材を選ぶかで、雰囲気はがらりと変わります。

今回は、代表的な内装の壁材をご紹介するとともに、それぞれの特徴やメリット・デメリットについても詳しくみていきます。

内装の壁材には、どんな種類がある?

内装の壁材には、どんな種類がある?

色や柄といったデザインだけでなく、素材や+αの機能性など、様々な種類がある内装の壁材。

どれを選べばよいのか悩んでしまうという人も少なくありません。

ここでは、主に内装に使われる4種類の壁材「壁紙(クロス)」「塗り壁」「木材」「タイル」についてご紹介!

ぜひ、壁材選びの参考にしてくださいね。

最もポピュラーで選択肢が多い「壁紙(クロス)」

最もポピュラーで選択肢が多い「壁紙(クロス)」

内装の壁材として最も使用されています。

施工が比較的簡単なため、費用を抑えられるというのが大きな理由のひとつです。

クロスの中でも人気が高いのが、安価で手入れがしやすく、種類豊富な「ビニールクロス」。

様々な色柄や質感、素材がありデザイン性が豊富なので、部屋の雰囲気や好みのイメージに合わせて選ぶことが可能。

また、消臭効果や調湿効果など機能性を持たせた壁紙もあります。

ただし、壁をビニールで覆ってしまうため結露しやすく、カビが生えやすいというデメリットがあることも覚えておきましょう。

高級感を演出したい場合は、素材の風合いを生かした「紙クロス」や「布クロス」がおすすめですが、ビニールクロスに比べて高価で施工に手間がかかります。

昔からお馴染みの「塗り壁」は、独特の質感が魅力

自然素材を原料とし、左官職人が現場で丁寧に塗りつけていく「塗り壁」は、日本で古くから建築に使われてきた馴染み深い内装材です。

そのため日本の気候や風土に適していて、一般的に調湿性や断熱性、防火性、防音性などに優れています。

種類が豊富なうえ、同じ素材でも職人の塗り方によって様々な質感やデザインを楽しむことができるのも魅力。

内装材として代表的なのは、「珪藻土」と「漆喰」です。

珪藻土

珪藻という植物性プランクトンの化石が主原料で、ざらざらとした肌触りが特徴。

調湿性が高く、バスマットやコースターなどにも使用されています。

デメリットとして挙げられるのは、吸水性があるためコーヒーや醤油などをこぼしたときにシミになりやすい、摩擦によって粒子が落ちやすいことなどです。

漆喰

消石灰を使った白い壁材で、耐久性があるため内装から外装まで幅広く使われています。

ツルッとした仕上がりと高い強度が特徴です。

伸縮性が少なく小さなひび割れ(クラック)が入ってしまいやすいというデメリットも。

優しい風合いに癒やされる「木材」

優しい風合いに癒やされる「木材」

構造材や床材として使われている木材ですが、壁にも使用することができます。

木材ならではの優しい風合いと温もり感が楽しめます。

壁に使う木材には「無垢材」と「合板」があり、“より木の雰囲気を楽しみたい”“高級感を出したい”という場合は「無垢材」がおすすめ。

“ナチュラルな雰囲気にしたい”という場合は、「合板」を選んでみてはいかがでしょうか。

優れた調湿性能やリラックス効果などのメリットがある反面、クロスに比べて費用が割高であることや、無垢材の場合は反りや割れが生じたり、メンテナンスに手間がかかるなどのデメリットがあります。

耐久性・耐水性に優れた「タイル」はアクセントに◎

耐久性・耐水性に優れた「タイル」はアクセントに◎

カラーや形のバリエーションが豊富で、光沢のあるものからマットなものまで質感も様々なタイルは、デザインの自由度の高さが魅力。

組み合わせによって、オリジナルのデザインを楽しむこともできます。

水や汚れに強いためキッチンや洗面所など水回りに使われることも多く、キッチンカウンターなどの一部分をタイルにするだけでおしゃれな雰囲気に!

ただしコストがかかるため、あまりに面積を広くしてしまうと予算オーバーになってしまう可能性も…。

内装のアクセントとして使用するのがおすすめです。

まとめ

部屋の雰囲気を大きく左右する壁は、住まいの大切な要素のひとつ。

ひと口に壁材といっても、様々な素材があります。

そのため、それぞれの素材のメリット・デメリットをよく理解してから選ぶことが重要です。

また住んでから後悔しないためにも、デザイン性だけでなく、機能面やコスト、メンテナンスなども考慮しましょう。

ぜひ今回の記事を参考に、お部屋にぴったりの壁材を見つけてみてください。