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2025.10.13

平屋に必要な土地の広さは?土地選びの目安とポイント

平屋に必要な土地の広さは?土地選びの目安とポイント

こんにちは!
浜松市・磐田市で家づくりをお手伝いしている、フォーラムプランニングです。

今回は、「平屋の土地」についてのお話です。

 

ワンフロアで生活が完結する平屋は、動線が短く高齢になっても暮らしやすい住宅として人気があります。

また、階段がなく安全性が高いことや、家族の気配を感じやすいことも魅力のひとつです。

しかし、平屋を建てる際に気になるのが「どれくらいの土地が必要なのか」という点ではないでしょうか。

平屋は2階建てに比べて床面積を確保するために広い土地が必要になるため、計画段階でしっかりイメージしておくことが大切です。

平屋に必要な土地の広さの目安

平屋はすべての居室や設備を1階に配置するため、延床面積=建築面積になります。

例えば30坪の延床面積を確保したい場合、そのまま30坪分の建築面積が必要です。

さらに、建ぺい率の制限や庭、駐車スペースを考慮すると、土地の広さは建物面積の1.5倍〜2倍程度あると安心です。

・延床30坪の平屋 → 土地45〜60坪以上
・延床40坪の平屋 → 土地60〜80坪以上
・延床50坪の平屋 → 土地75〜100坪以上

あくまで目安ですが、都市部ではコンパクトな30坪台の平屋、郊外ではゆったり60坪以上の平屋を計画するケースが多いです。

家族人数による違い

必要な土地の広さは、住む人数やライフスタイルによっても変わります。

・2人暮らし(夫婦・シニア世帯)

20〜25坪の延床でも十分暮らせます。40〜50坪程度の土地から検討可能です。

・3〜4人家族

30〜35坪の延床が標準的。LDKに加えて子ども部屋を確保するなら、50〜70坪以上の土地が望ましいです。

・5人以上や二世帯同居

40〜50坪以上の延床が必要になり、土地は80坪〜100坪規模を見込む必要があります。

土地の形や建ぺい率も重要なポイント

平屋は建物を横に広げるため、土地の形状によっては効率的に間取りを配置できないこともあります。

細長い土地では居室の配置に制約が出やすく、理想のプランを実現しにくいケースも。

また、建ぺい率が40〜60%に制限されている地域も多いため、建築面積がその範囲に収まるかを必ず確認しましょう。

例えば建ぺい率50%のエリアで30坪の平屋を建てたい場合、最低でも60坪以上の土地が必要になります。

平屋に必要な庭や駐車スペースも考慮しよう

「建物が建つだけの広さ」では快適な暮らしになりません。

庭や玄関までのアプローチ、駐車場の配置も考慮する必要があります。

特に郊外では2台以上の駐車スペースを希望するケースも多く、その場合は1台あたり3坪程度は確保したいところです。

また、庭を確保することは採光や通風の面でもメリットがあり、平屋の開放感をより引き出せます。

まとめ

平屋に必要な土地の広さは、延床面積や家族構成、地域の建ぺい率によって変わります。

土地探しの段階で「平屋にしたい」と決めている場合は、必要な広さをあらかじめイメージしておくことが重要です。

建物だけでなく、庭や駐車場など、暮らしに欠かせないスペースも含めて検討しましょう。

理想の平屋を実現するためには、敷地条件を踏まえた間取り提案ができる施工会社に相談するのが安心です。

ぜひ注文住宅のプロに相談し、自分たちに合った広さと暮らしやすさを叶えてくださいね。

フォーラムプランニングでは、その魅力を最大限に引き出すために、
設計・施工・性能・コストのすべてに妥協のない家づくりをご提案しています。

浜松市・磐田市で平屋をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
建築家とつくる、世界にひとつだけの“愉しみに満ちた住まい”をご提案します。