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畳コーナーのススメ!
こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。
新緑の美しい、過ごしやすい季節になってきましたね。
窓を開けると気持ちのいい風が入ってきて、ほっとします。
さて今日のテーマは「畳コーナー」です。
昔の日本の住まいには、必ず和室がありました。お客様をお迎えしたり、寝室にしたり、ちょっとお茶を飲んだり。ほっと落ち着く空間は、日本の暮らしに根付いた文化です。
そんな和室の魅力が見直され、リビングに畳コーナーを設ける間取りが増えています。
今回は、さまざまな使い方ができる「畳コーナー」について、その魅力や、作り方などをご紹介していきます!
リビングに畳コーナーを設ける暮らし
畳のお部屋というと、客間のイメージを持たれる方もいらっしゃいます。しかし、今注目を集めているのは、リビングに隣接してセカンドリビングのように使う畳コーナーです。
3畳から4.5畳くらいのコンパクトなものが中心で、ゴロリと横になってお昼寝したり、子供を遊ばせたり、と自由に使えるのが魅力です。
フローリングにソファを置いたリビングとは別のスペースがあると、家族が集まった時、それぞれが好きな過ごし方をしていても気になりません。テレビを見たり、洗濯物を畳んだり、宿題をしていたり。家族の気配を感じながら、ゆっくりと過ごせるようになります。
畳コーナーの活用方法
そんな畳コーナーをどんなふうに使うのか、代表的な活用例をご紹介します。
ゴロリと横になれるくつろぎスペース
食事の後やちょっと眠い時、他の家族もいる時間帯なら、ソファに横になるのは難しいもの。畳コーナーがあれば、気軽に横になってくつろぐことができます。
ソファ生活でも、ゴロリと横になって休みたいとおっしゃるニーズは意外と高く、畳コーナーがあると気持ちいいと喜ばれます。
お昼寝や遊びなど子供のスペース
小さなお子さんがいるご家庭では、赤ちゃんのお世話やお昼寝、成長してからは遊び場としてなど、子供のためのスペースとして活用できます。
柔らかい畳の上なら、おむつ替えする時もハイハイさせる時も、安心ですね。ベッドと違って添い寝をしながら寝かしつけることもできます。
洗濯物やアイロンなど家事スペース
畳の上なら、洗濯物をそのまま置いたりすることができます。取り込んだ洗濯物をいったん置いて、後から洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりする家事スペースにもぴったりです。リビングに隣接した場所なので、家族とおしゃべりしたり子供の宿題を見たりしながら、ゆっくり家事を進めることができます。
勉強やお仕事のワークスペース
畳コーナーにデスクを置いておくと、子供の宿題やテレワークのお仕事スペースにも使えます。他の家族はテレビを見ていても、リビングとは別の空間なので集中しやすいようです。畳コーナーを子供の学習スペースにしておけば、宿題の途中で夕食の時間になってもあわてて片付けずに済みますね。
いざという時の隔離スペースにも
家族が急に体調不良になった時、家庭内で隔離して過ごすのはなかなか難しいもの。でも、畳コーナーに間仕切りがあれば、いざという時の隔離スペースとして活用することもできます。ある程度の広さがあれば、来客時の寝室として使うこともできますね。
専用の部屋がなくても、一室余裕があると、いざという時に助かります。
畳コーナーの3つのタイプ
畳コーナーの作り方には、次の3つの方法があります。それぞれの特徴を踏まえ、畳コーナーの使い方に合わせて選びましょう。
フラットな畳コーナー
リビングのフローリングの床と同じ高さに畳を敷いたのが、フラットな畳コーナーです。床の仕上げが変わるだけなので、リビングとの一体感があり、空間の圧迫感もないのが特徴です。段差がないため、つまずいたり転落したりする心配もありません。
置き畳を使って、一時的な畳コーナーを設ける方法もあります。
小上がりの畳コーナー
リビングの床から、20cmくらい高いところに畳を敷いたスペースを、小上がりと言います。一段上がっているため、リビングとゆるやかに空間が分けられ、おしゃれなイメージです。段差を使って収納を作ったり、ソファのように腰かけたりする使い方もできます。
フラットな畳コーナーに比べて設置に費用がかかることや、つまずき、転落の可能性があることがデメリットとして挙げられます。
個室にもなる畳コーナー
畳コーナーとリビングの間に間仕切りがあると、個室として使うこともできます。引き戸を設けるほか、ロールスクリーンやカーテンでゆるやかに仕切る方法もあります。
来客の寝室や、体調の悪い家族のための部屋として使うなら、間仕切りがあると便利です。
まとめ
リビングに隣接して畳コーナーがあると、リビングでの過ごし方の幅が大きく広がります。お互いが好きなことをしていても気にならないので、リビングの快適さもアップしますね。
畳コーナーの作り方には、フラットな畳コーナー、小上がりの和室、個室タイプと種類がありますので、ライフスタイルに合わせて選んでみましょう!