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ロフトのメリットデメリットについて
こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。
先日、スーパーに買い物に行ったら、
バレンタインが近いからか、チョコレートコーナーができていました。
最近は、ご自分のために買うという方も、多いですよね。
いろいろな選択肢から選べて、楽しいものです。
さて、今日のテーマは「ロフト」です。
住まいの計画をする際に、おしゃれなロフトに憧れる、という方も多いのではないでしょうか。
屋根裏のような小さなスペースは、秘密基地のようでなんだかわくわくしますね。そんなロフトですが、実際はどんなふうに活用が出来るのでしょうか?
今回は、ロフトのある住まいの事例もご紹介しつつ、ロフトのメリットや、デメリットについてお伝えします。
ロフトとは?
ロフトとは本来、納屋や馬小屋で干し草などを蓄えるための屋根裏に設けたスペースのことでした。
住宅におけるロフトとは、床から天井までの高さがある部屋において、2層に分けた上部の空間のことを指します。
屋根裏部屋と呼ばれることもありますが、建築基準法上の基準を満たさないため、基本的には居室として扱われません。
天井が低いため収納として利用されることが多いですが、子ども部屋や寝室、書斎として使われることも増えてきました。
ロフトのメリット
ロフトの主なメリットには、次のようなものがあります。
デッドスペースを有効活用できる
余っている空間を有効活用できるということが一番に挙げられます。
家をより広く使うことができます。実際の床面積に加えて+αのスペースがあるというのは嬉しいですよね。
特にコンパクトな敷地の場合、ロフトがあるととても重宝します。
アイディア次第で様々に活用できる
ロフトには人目につきにくいけれど完全な個室ではないという特徴があります。
来客用の寝具などをしまっておいたり、季節もののかさばるものをおいておいたりと収納に活用できるのはもちろんのことですが、アイディア次第で子どもの遊び場や勉強スペース、趣味のこもり部屋や書斎としても使用できます。
家族との繋がりを感じながらも、独立した空間でそれぞれプライベートな時間を楽しむことができます。
特に、床面積に限りがある平屋の住まいでは、ロフトをうまく活用することで、さらに住みやすくなるでしょう。
ロフトのデメリットと対応方法
一方で、気になるデメリットには、次のようなことが挙げられます。
暑くなってしまう
ロフトは小屋裏という1番屋根に近い場所につくるケースが多いため、外からの熱を受けやすいデメリットがあります。
気密断熱がしっかりしていないと、夏は空調の冷気が上まで行かず暑くなってしまうことも。
ロフトを作る場合は、断熱性能にこだわりましょう。
初期費用がかかる
本来は、屋根裏として使うスペースに、壁紙を貼ったり梯子や階段を取り付けたりして、快適に過ごせるようにするため、初期費用はどうしてもかかってしまいます。
しかし、ロフトは長い時間を過ごすわけではなく、使用目的も限られている場所です。目的に合わせた仕上げや設備を厳選し、コストをコントロールするようにしましょう。
将来、使わなくなってしまうこともある
ロフトは魅力的なスペースではありますが、子どもが大きくなって使わなくなったり、年齢を重ねて階段の上り下りが負担になったりすると、あまり使わなくなってしまう可能性もあります。
オープンな吹き抜け空間にする、負担の少ない階段を設置するなどの工夫で、長く使えるスペースにすることもできます。
将来の使い方も見据えて、計画していきましょう。
まとめ
ロフトは収納として、また趣味や遊び場としてなど多目的に利用することができます。
その一方で、あまり知られていないデメリットから、使わなくなってしまうかもしれないという可能性も考えられます。
使われないロフトほどもったいないものはありません。
ロフトを快適に有効活用するためには、例えばリビング続きのロフト空間にしてみたり、上り下りが危険に感じるはしごを階段に変更してみたりと様々なアイデアや工夫が必要です。
デメリットにもうまく対応し、理想のロフトを作っていきましょう。