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快適なウォークインクローゼットはどこに作る?
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
あっという間に11月も最終週。
そろそろ、大そうじのシーズンが近づいてきましたね。
さて、新築やリノベーションの際、たくさんの衣類や荷物を収納することができる「ウォークインクローゼット」は欠かせない!と考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、計画する際に大切な間取りや動線についてお話するとともに、今さら聞けないメリットやデメリットなども紹介。
検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ウォークインクローゼットのメリット・デメリットを知ろう!
ウォークインクローゼットとは、人が中に入って歩くことができるクローゼットのことで、略称で「WIC」と表記されることもあります。
なんといっても、家族みんなの衣類をはじめアクセサリーや帽子などの小物類、スーツケース、アウトドア用品、季節用品などもしまうことができる収納力が最大の魅力。
衣類をまとめて集約できるため管理がしやすく、「着たい服が見つからない」といったことも少なくなり効率的です。
デメリットとしては、収納量が多い分、広いスペースを確保する必要があること。
コンパクトな場合でも1〜2畳ほどの広さがいるため、他の居住スペースを圧迫してしまう可能性も…。
またものを詰め込んでしまうと倉庫化しやすいため、収納するものを把握し、しっかり管理することが大切です。
ウォークインクローゼットを計画する際のポイント
ウォークインクローゼットを設置するときには、どんなことに気をつけるとよいのでしょうか?
何を収納するか決めておく
ウォークインクローゼットは家族構成や収納するアイテムによって、適切な広さやレイアウトが変わってきます。
あらかじめ、何を収納するのかを決めておくことが大切。
何でもかんでも詰め込んでしまうと、ものが溢れかえって倉庫化してしまうので注意が必要です。
動線を考慮して配置する
ウォークインクローゼットの設置場所は、動線をイメージして考えましょう。
ランドリールーム・洗面脱衣室の近くに配置すれば、洗濯動線がスムーズになります。
また寝室の近くなら朝起きてすぐに着替えられますし、リビングの近くなら家族みんなが使いやすく片付けもしやすくなりますね。
どこに配置する?間取りでみるウォークインクローゼット
家のどこにウォークインクローゼットを設置するかは、とても重要な要素。「玄関」「脱衣所」「寝室」など、間取り別に見ていきましょう。
玄関につながる間取り
玄関先にウォークインクローゼットを配置する場合、出入り口を2か所に設けてリビングなどに抜けることができるウォークスルー型が主流です。
帰宅時はコートや帽子などを脱いで片付けたら、部屋着に着替えてリビングへ。
外出時には、身支度を整えてそのまま玄関に出ることができます。
帰宅時・外出時の動作を一つの動線上で済ますことができて、とっても便利。
また上着についたウィルスや花粉、汚れなどをできるだけ室内に持ち込まずにすみます。
洗面脱衣所につながる間取り
家事動線をシンプルにするなら、洗面脱衣室の近くに配置するのがおすすめ。入浴時の脱着衣から洗濯、収納までがスムーズになります。
さらに物干しスペースも同じ動線上にあれば、「洗濯→干す→畳む→収納」までの一連の流れが効率よくできて、家事がとってもラクに♪
スペースに余裕があれば、クローゼット内にアイロンがけや洗濯物を畳む場所を確保しておくのもおすすめです。
ただし、湿気がこもりやすいので換気には配慮しましょう。
寝室につながる間取り
寝室に隣接したウォークインクローゼットも人気。起床時や就寝時の着替えスペースとして便利です。
また季節外の衣類や布団などの寝具もしまっておくことができるので、ほとんど衣替えしなくていいのも嬉しいところ。
スペースに余裕があれば、ワークスペースとして活用するのもいいでしょう。
まとめ
今や、スタンダードな収納スペースとなってきたウォークインクローゼットですが、ただ取り入れるだけでは住み始めてから後悔したり、活用しきれなくてもったいない…という事態になってしまうことも。
「家族みんなが使うから、とにかく大きな収納スペースを!」といった漠然としたイメージではなく、「何をどれだけ収納するのか」「どんな使い方をしたいのか」など、具体的にイメージをすることが大切です。
その上で、動線を考慮しながら配置やレイアウト、機能性を決めていきましょう。
ご家庭に最適なウォークインクローゼットで、快適な暮らしを実現してくださいね。