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2022.10.18

自転車置き場におすすめの場所は?設計時に検討を!

自転車置き場におすすめの場所は?設計時に検討を!

こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。

急に寒くなってきましたね。

冬に向けて、エアコンのお掃除や暖房器具のチェックをしておきたい季節になりました。

さて、今日のテーマは自転車置き場です。

新築の設計で忘れがちなのが「自転車置き場」です。

自転車1台でも、意外とスペースを使います。

後から自転車を置ける場所を探すより、はじめからアクセスしやすい場所を決めて設計しておいた方が、使い勝手も見た目もきれいです。

そこで今日は、おすすめの自転車置き場の作り方についてご紹介します!

自転車置き場は、家の外と中どちらがいいの?

自転車置き場は「外」と思っていらっしゃるかもしれませんが、玄関やガレージなど家の中に置くこともできます。

どちらがいいのかはケースバイケース。

それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。



いかがですか?

家の外と中とどちらにもメリットデメリットがありますね。

どこに置く方がいいかは、持っている自転車のグレードや用途によって違ってくるといえます。

自転車置き場の事例を見ながら、どんな駐輪スペースがいいか検討してみてください。

家の外に設ける自転車置き場

まずは、家の外に置く事例から紹介します。

玄関ポーチ



広めにとった玄関ポーチに駐輪スペースを用意する事例です。

出入りしやすいので、毎日使う人におすすめです。軒があるので、雨の心配も少ないですね。



軒下
玄関周りの軒下を広めに設けると、自転車を置くスペースとしても使うことができます。

自転車のためだけに屋根を設けたものと違って、デザインがきれいに納まります。

このほか、外部物置と自転車置き場が一体となったものや、テント素材の簡易的なサイクルポートをお客様自身でご用意されるケースもあります。

家の中に設ける自転車置き場

次に、家の中に自転車置き場を作った事例を紹介しますね。

玄関土間



玄関から続く土間スペースを広めにとっていれば、自転車を飾りながら収納することができます。室内なので防犯上も安心で、メンテナンスもしやすいというメリットがあります。

シューズクローク


もう一つ活用しやすいのが、シューズクロークの土間部分です。子供の自転車やキックバイクのサイズなら一般的な広さでも収納可能ですね。

大人用のロードバイクなどなら、もう少し広さをとったり、壁掛け収納の器具を設置したりすると良いでしょう。

高価なロードバイクで乗る回数がそれほど多くなければ、室内に収納しておけるので安心です。

インナーガレージ


車のインナーガレージに、自転車置き場も兼用している事例です。

車の横や奥に置いたり、壁掛けにしたりすることができます。車を停めていない時はメンテナンスもしやすいのがポイントです。

こちらの事例では、自転車やバイクのための小さい出入り口をつけ、自転車の出入りのために毎回大きなシャッターを開け閉めしなくて済むよう、工夫しています。



こちらは、バイクのためのインナーガレージに自転車も置いている事例です。バイクガレージから内扉で玄関につながっている間取りも、とても便利です。

まとめ

自転車置き場は、雨の心配がなく出し入れしやすい場所に作るのがベストです。

毎日乗るなら、家の外の方が使いやすいでしょう。雨や盗難の対策を取りながら、スペースを確保したいですね。軒下や玄関ポーチのように建物と一体的に設計すると、デザイン的にもおしゃれに仕上がります。

自転車が趣味でメンテナンスしながら大切に保管したい方には、家の中がおすすめです。玄関土間やシューズクローク、インナーガレージなどがいいですね。出入りのしやすさや広さに注意しましょう。

自転車はあいたところに置くのではなく、はじめから駐輪スペースを設計するのが一番のポイント。自転車に乗る頻度や、目的に合った場所に作るようにしましょう!