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2022.10.11

どこに依頼する?工務店、ハウスメーカー、設計事務所の違い

どこに依頼する?工務店、ハウスメーカー、設計事務所の違い

こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。

先日ご相談いただいたお客様に、「工務店って、ハウスメーカーとは違うんですか?」と質問をいただきました。

確かに、何が違うかというとはっきりしない部分もありますよね。

そこで今日は、「工務店、ハウスメーカー、設計事務所」の違いについてご紹介します。

家を建てることになっても、「どこに頼んだらいいんだろう」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

同じ家づくりでも、それぞれの得意なことや作り方は意外と違いがあります。

迷わないためには、それぞれの特徴を知ってパートナー選びをすることがポイントです。

今回は、それぞれの違いについてご紹介します。

3つの業者の違いは?

注文住宅を頼める業者には、次の3つがあります。

注文住宅を請け負う建築業者の種類

・ハウスメーカー

・工務店

・設計事務所

それぞれの特徴を比べてみましょう。



3つの業者で最も違いが出やすいのは、「コスト」と「こだわりの取り入れやすさ」でしょう。どの部分を重視するかによって、選ぶ業者が変わってくることになります。

最もコストがかかるのは、工事費の10%程度の設計料がかかる設計事務所です。工務店やハウスメーカーは設計料という項目自体がないか、あってもそれほど高額ではないため、設計事務所はどうしても割高になりがちです。

その分、設計事務所なら独創的なデザインを取り入れることができそうですよね。ただし使い勝手や住み心地はあまり重視しない場合も。バランス感覚のある設計者を探して欲しいですね。



コストを抑えやすいのは、やはり工務店ではないでしょうか。

自社で設計と施工を行うため、余分な中間マージンなどが発生せず、コストパフォーマンスに優れた家づくりが得意です。地域密着型の工務店がほとんどですから、アフターサービスにも気軽に駆けつけられるフットワークの良さも特徴ですね。

ハウスメーカーは、自由設計ができるメーカーでもベースとなるプランがあり、共通して仕入れる部材や設備を使うために、ある程度の制約がかかるケースが多めです。

しかし、契約やローン申し込み、土地探しなど設計以外のサポートも充実しており、安心感がありますね。初期保証も長めなので、アフターサービスのメリットも大きいです。

コストについては、ローコストからハイグレードまで幅広いのもハウスメーカーの特徴ではないでしょうか。

こうした特徴の違いは、ビジネスモデルが違うから生まれるもので、どれがいい悪いというより、どこが自分たちの希望に合いそうかを検討することが大切ですね。

工務店の特徴

さて、弊社のような工務店はどんな特徴があるのか、もう少し詳しくお伝えします。

設計:自由度の高さが特徴

工務店は、設計から施工までを一貫して請け負います。

ベースとなる商品というのはあまりなく、1軒1軒、お客様と相談しながらプランを提案していますので、自由度の高い設計ができるのが特徴です。

設備についても、きめ細かく仕様を検討できます。このメーカーでないといけないというのは少ないため、キッチンやお風呂、トイレなどもこだわりやすいですね。

施工:自社施工でコスパがよく精度が高い

工務店なので、施工(建設)も自社で行います。中間マージンなどが発生しないので、余分なコストを抑えられるのも特徴ですね。現場での意見を設計に反映することも多く、より精度の高い施工が可能です。

ハウスメーカーのように工場生産の部材ばかりではないため、工期は長め。その分、丁寧に施工しています。

アフターメンテナンス:いつでも気軽に頼める地域密着型

地域に根ざして事業を行う工務店は、住まいのホームドクターのような立場でアフターメンテナンスを行っています。

困ったことがあればいつでも気軽に呼んでもらい、長く大切に住み続けられるよう修理するという関係性が築けるのも地域の工務店の魅力ですね。

まとめ

ハウスメーカー、工務店、設計事務所は、それぞれ特徴が違い、家づくりの進め方やコストに差があります。

どこがベストパートナーとなるかは、重視するポイントや好みによっても変わってきます。

ぜひ、特徴を知って希望に合うパートナー選びを進めてくださいね!