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最新の家電「三種の神器」とは?住宅設計でもっと使いやすく!
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
先日家族と、浜松・磐田エリアのとある家電量販店に遊びに行ってきました。
時々遊びに行くと、今はこんなすごいものがあるのか・・・!と感動します!
新築・注文住宅をご検討中の方ですと、家電も一新したくなりますよね♪
そんな中、ふと思ったことがあります。
令和の「三種の神器」ってなんだろう?
調べてみると、最新の「三種の神器」は、ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食洗機だそうです。
確かに、これを導入するお客様は多いですね。
導入するとわかっている場合は、より効率よく使えるような設計を提案しています。
今日は、そんな最新の「三種の神器」と、導入時の設計ポイントをお伝えします!
目次
時代で違う!家電「三種の神器」の変遷
家電における「三種の神器」は、その時代の憧れやニーズを反映しながら変わってきました。
けっこうおもしろいので、少し振り返ってご紹介します。
懐かしく思う方も、「へぇ〜」と新鮮に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
1950年代(昭和):初めての家電「三種の神器」
今から約70年前。「もはや戦後ではない」と言われ、好景気にわいた時代です。
・白黒テレビ
・洗濯機
・冷蔵庫
当時のテレビはとても高価でしたが、東京タワー竣工や皇太子様ご成婚ブームを機に爆発的に売れたそう。
家庭での娯楽や家事の負担を軽くするアイテムが、憧れを集めたんですね。
1960年代(高度成長期):暮らしを豊かにする「3C」
高度成長期に、「新三種の神器」として登場しました。
・カラーテレビ
・クーラー
・自動車
英語の頭文字をとって「3C」と呼ばれたこの3つ。
国産車が大衆化し、マイカーでレジャーというライフスタイルも手の届くものとなったそう。
カラーテレビは、1964年の東京オリンピックを機に売れたそうですよ。
2000年代(平成):デジタル三種の神器
2000年代になると、デジタル家電が普及します。
・薄型テレビ
・デジタルカメラ
・DVDレコーダー
「Google」や「Amazon」の日本語サービスが始まったのは、2000年。
初期のSNS「mixi」は、2004年スタートでした。
インターネットを使う人も増え、デジタル機器の需要が加速したんですね。
最新の三種の神器とは?時短家事をサポートする便利家電
時代とともに移り変わってきた「三種の神器」。
令和になった現在、最新の「三種の神器」は何でしょうか?
暮らし方や価値観が多様化しているので、誰もが同じものを思い浮かべるわけではありませんが、次の3つが挙げられることが多いようです。
・ロボット掃除機
・全自動洗濯乾燥機
・食器洗い機
共働きの家庭が増えている世相を反映してなのか、家事の時短を助けてくれるアイテムが人気を集めていますね。
新築・注文住宅をご検討中のお客様とお打ち合せしていても、この3つは導入したい家電の上位を占めていると感じます。
家事時間を減らせれば、家族との時間も増えますよね。
三種の神器導入の設計ポイント
便利な家電「三種の神器」は、どんなタイミングで導入されると思いますか?
やはり、引越しや新築が大きなきっかけとなります。
そこで知っておきたいのが、設計時の注意点です!
せっかく新たに計画するなら、より効果的に設置したいですよね。
ロボット掃除機は「基地」をつくる
ロボット掃除機は、自動で充電位置に戻ってきます。
だから、充電しながら収納できる「基地」を設計してしまいましょう。
おすすめの場所は、階段の下や収納クローゼットの下などの「すき間」です。
充電器の高さに合わせて、コンセントの位置も計画します。
ちなみに、センサーが反応し戻ってこられるサイズは、ロボット掃除機の取扱説明書に書かれています。
将来のサイズ変更にも対応できるよう、少し余裕があるといいですね。
ロボット掃除機の基地がある家のルームツアー動画はこちらです!
全自動洗濯乾燥機は、洗濯動線を大切に
洗濯と乾燥が一台で済んでしまうので、共働き家庭にはとっても人気ですよね。
花粉などの影響を避けるため、外干しをしないご家庭にもよく使われています。
浜松・磐田も春になると花粉がひどいので、重視したいポイントです。
設計で気をつけたいのは、洗濯から乾燥、収納までの「洗濯動線」です。
乾いた洗濯物をすぐ近くに収納できると、洗濯乾燥機の「楽さ」がもっと生かされます。
すぐそばに「ファミリークローゼット」や「洗面所収納」を計画するといいですね。
また、乾燥機に入れられない衣類もあるため「部屋干し」のスペースもつくると、最高です。
部屋干しする場合は、物干場としてのベランダが不要になるケースもあります。
ベランダを設置しなければその分コストが減りますので、よく検討してみてくださいね。
食器洗い機は、容量に注目
新築時に食器洗い機を導入する場合は、システムキッチンに最初から組み込む「ビルトインタイプ」を選ぶことがほとんどです。
時間のかかる食器洗いの負担が減ると、家事はかなり楽になります。
節水もできますし、共働きでなくても、おすすめしたいアイテムですね。
さまざまな選択肢がありますが、時短のためなら「大容量タイプ」を選ぶのがおすすめ。
その理由は、手洗いするものをできるだけ減らすのが、時短できるかどうかの分かれ目だからです。
大容量であれば、カトラリーや調理器具まで一度に洗うことができます。
国産なら「深型」、海外製なら「60cm幅」が大容量タイプ。ニーズや価格に応じて、選びましょう。
大事な設計ポイントを押さえたフォーラムプランニングの施工実績は、こちらからご確認いただけます!
これから三種の神器になるかも?気になる家電4種
ライフスタイルが多様化しているので、「神器」は3つだけに絞るのはもったいない!
それほど便利な生活家電が増えています。
そこで、設計者の立場で気になる家電を4つ、おまけでご紹介しますね。
幹太くん
幹太くんは、ガスを使った衣類乾燥機です。
洗濯機の乾燥機能や、電気の衣類乾燥機と比べ、1/3程度の短時間で乾くのが一番の特徴。
高温で乾かすので生乾き臭をカットでき、電気よりランニングコストが抑えられるのも嬉しいポイントです。
壁に排熱ダクトの穴をあけるためマンションでは設置しにくいのですが、戸建て住宅ならぜひ検討をおすすめしたい家電です。
海外製食洗機
ミーレをはじめとする海外製の食洗機も、三種の神器と呼べるほどの憧れを集めています。
国産の食洗機と比べて、大容量で洗浄力が高いのがその理由。
大きく開くフロントオープン型で入れやすく、予洗なしでもきれいになるのは魅力的ですよね。
導入する方が増え、利用者の口コミを目にすることも多くなりました。
そのため、初めて使う方のハードルも下がっているのではと感じます。
今後もさらに普及が進みそうです。
パリパリキューブ
卓上サイズの家庭用「生ゴミ処理機」です。
生ゴミを乾燥させるため、無臭・コンパクトに処理できます。
本体自体もコンパクトなので、置く場所を選びません。
実は海外では、シンク下に設置する生ゴミ粉砕器「ディスポーザー」の普及が広がっています。
ゴミ捨ての手間や臭いのストレスを減らすアイテムは、今後ニーズが増えるかもしれないと注目しています。
スマートスピーカー
インターネットにつながっていて、人の声に反応し、AIが質問やお願いに答えてくれるスピーカーのことです。
「OK、Google」と呼びかけるGoogle Homeや、「アレクサ、今日の天気は?」に答えるAlexaが有名ですね。
電源のオン・オフができるなど電化製品との連動も進んでいるので、これからも採用するご家庭は増えるのではないでしょうか。
設置場所や、コンセントの位置に注意したいアイテムです。
まとめ:暮らしに合わせて、取り入れよう!
家電の「三種の神器」は、時代とともに移り変わってきました。
ライフスタイルや価値観が多様化している現代では、3つだけとは限りませんが、便利な生活家電はどんどん増えています。
馴染みのないアイテムを導入するのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、新築時は便利家電を導入するまたとないチャンス!
もしライフスタイルに合うものや、理想の暮らしを叶えてくれそうな家電があったら、ぜひ検討してみましょう。
導入する時は、動線や使い方をイメージして効果的に使えるような設計をお忘れなく!
お悩みの時は、浜松・磐田の工務店であるフォーラムプランニングにご相談ください!