ブログ
ここにある
家族が安心して暮らすために!平屋に必要な防犯対策って?
こんにちは!
浜松市・磐田市で家づくりをお手伝いしている、フォーラムプランニングです。
今回は、「平屋に必要な防犯対策」についてのお話です。
開放的で生活動線がスムーズになる平屋は人気ですが、「防犯面は大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
平屋はすべての窓が地面に近く、侵入経路になりやすいのが特徴です。
しかし、注文住宅なら計画段階から対策を盛り込むことで防犯性を高められます。
特に小さなお子さんがいるご家庭にとって、防犯面は重要なポイントですよね。
そこで今回は、平屋で安心して暮らすためのセキュリティ対策を、窓・玄関・外構といった場所別に解説します。
平屋の防犯対策【窓編】
侵入窃盗で最も多いのが窓からの侵入です。
窓周りには次のような対策が効果的です。
これらの対策を組み合わせ、特に人目につきにくい場所や大きな窓は重点的に対策しましょう。
・防犯ガラス(合わせガラス)
2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだガラス。
衝撃に強く、破るのに時間がかかるため侵入を諦めさせる効果が高いです。
・面格子
キッチンや浴室など、人目に付きにくい小さな窓に有効です。
簡単に外せない構造のものを選びましょう。
・シャッター・雨戸
就寝時や留守中に閉めておくことで、物理的な防御力が格段に上がります。
電動式なら開閉も楽です。
・補助鍵
一つの窓に複数の鍵をつけることで、解錠に時間がかかり、侵入を抑止します。
・防犯フィルム
既存の窓ガラスに貼り、割られにくくします。
防犯だけでなく、震災時などのガラスの飛散防止にも役立ちます。
・防犯センサー
窓の開閉やガラス破壊を感知して、アラームで知らせます。
平屋の防犯対策【玄関・勝手口編】
窓の次に侵入経路となりやすいのが玄関や勝手口です。
特に勝手口は無施錠になりがちなので注意しましょう。
また、鍵だけでなく、ドア本体の強度やドア枠との隙間も防犯性能に関わるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
・ツーロック
玄関ドアに鍵を2つつけるのは基本です。
解錠に時間がかかるほど、犯行を諦める可能性が高まります。
・防犯性の高い鍵
ピッキングに強いディンプルキーや、複製されにくい複雑な構造の鍵がおすすめです。
・ドアスコープ・ドアホン
来訪者の確認は必須です。
録画機能付きなら留守中の来訪者も確認でき安心です。
・鎌デッドボルト付きの錠
ドアと枠のかみ合わせを強化し、バールなどによるこじ開けを防ぎます。
平屋の防犯対策【外構編】
建物の外側である外構は、侵入しにくい環境を作る上で非常に重要です。
防犯性・プライバシー・デザイン性のバランスを考えて計画する必要があります。
・死角を減らす
高すぎる塀や生い茂った植栽は、侵入犯の隠れ場所になります。
見通しを良くするため、開放的なデザインや低めの剪定を心がけましょう。
・音の出る砂利
敷地内に防犯砂利を敷くと、歩いた時に大きな音が出て侵入を知らせます。
・フェンスや門扉
物理的な障壁として侵入に時間をかけさせます。
乗り越えにくいデザインを選びましょう。
・人感センサー付き照明
人が近づくと自動で点灯し、侵入犯を驚かせます。
発見されやすくなるため非常に効果的です。
・防犯カメラ(ダミーも有効)
設置するだけで心理的な抑止力になります。
万が一の際の証拠としても役立ちます。
まとめ
重要なのは、一つの対策に頼るのではなく、複数の対策を組み合わせて「多層防御」を構築することです。
つまり、「侵入に時間がかかる」「発見されやすい」「音が出る」といった、侵入を諦めさせる要素を多重に設ける考え方が有効なのです。
その他にも、タイマー式照明で在宅を装ったり、ホームセキュリティを導入するのもおすすめです。
平屋は構造上、防犯面の配慮が必要ですが、今回ご紹介したような対策を適切に組み合わせることで高い防犯性を実現できます。
注文住宅なら、ライフスタイルや予算に応じて必要な対策を計画に盛り込めます。
どこまで対策するか優先順位をつけ、専門家と相談しながら、家族が安心して暮らせる理想の平屋を実現しましょう。
フォーラムプランニングでは、その魅力を最大限に引き出すために、
設計・施工・性能・コストのすべてに妥協のない家づくりをご提案しています。
浜松市・磐田市で平屋をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
建築家とつくる、世界にひとつだけの“愉しみに満ちた住まい”をご提案します。