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使いやすい家事動線の家づくり
こんにちは。
フォーラムプランニングのスタッフです。
8月も最終週に入りましたね。
朝夕は、少し涼しく感じる日もあります。
体調管理に気をつけて、夏を乗り切りましょう!
さて、今日は家事動線がテーマです。
共働きのご家庭も増えているからか、毎日の家事がスムーズにできるように「家事動線」にこだわりたいという方が増えています。家事動線を考慮した住まいは、家事の負担が少なくなり、長く快適に暮らすことができます。
今回は、使いやすい家事動線の家づくりについて、ご紹介します。
家事動線とは?
「家事動線」とは、家事をする際に移動するルートや流れのことを言います。
家事のために移動するルートが最小限で済み、動きに合わせてまとまったレイアウトになっていると、家事にかかる時間や労力を減らすことができます。その分、家族との時間も増えるので、新居での暮らしがより豊かになるでしょう。
スムーズな家事動線にするには、キッチン、洗濯室、収納スペースなどの配置を工夫し、効率的に家事をこなせるように設計することが大切です。
家事動線をスムーズにする3つのポイント
負担のない家事動線を備えた間取りにするには、次の3つのポイントを踏まえて計画するといいでしょう。
キッチンを中心とした効率的な配置
キッチンは家事の中心となる場所であり、家族の食事を準備するだけでなく、収納や片付けなど多くの作業が行われます。そのため、キッチンを中心に他の家事スペースを配置することが、効率的な家事動線の基本となります。
例えば、キッチンとダイニングテーブルの距離を近くすると、配膳や片付けが楽になります。特にダイニングテーブルを横並びにするレイアウトは、動線が短くなり負担が少ないと人気です。
また、パントリーや食品庫をキッチンに隣接させることで、食材や調理器具の出し入れがしやすくなり、無駄な動きを減らすことができます。他にも、玄関からキッチンに直接出入りできる通路を設けることで、購入した食材や日用品をスムーズに収納できます。
洗濯・収納動線を効率化する
洗濯や収納は、家事の中でも特に時間がかかる作業です。そのため、洗濯機、物干し場、収納スペースを効率よく配置することが、家事動線を最適化する上でポイントになります。
理想的な配置としては、洗濯機から直接バルコニーやランドリールームにアクセスできる動線があります。さらに、ランドリールームからウォークインクローゼットや各部屋の収納スペースに直結する動線を確保することで、洗濯物をすぐに収納できるようになります。
このように、洗濯・乾燥・収納までの流れが一つの動線上にまとまることで、移動時間を最小限に抑え、効率よく洗濯を済ませることができます。
適材適所の収納スペース
適切な収納スペースがあると、家の中を整理整頓する掃除が楽になります。収納量が多ければいいというものではなく、使いたいところに適切な量の収納スペースがあることがポイントです。
例えば、玄関のシューズクロークは、上着や傘、アウトドア用品を1ヶ所に収納でき、外で使うものを室内に持ち込まずに済むため、スッキリと片付けやすくなります。他に、洗面脱衣室にタオルやパジャマを収納するリネン庫や、家族の衣類をまとめて収納するファミリークローゼットなどもおすすめの収納スペースです。
まとめ
家事動線を最適化した家づくりは、毎日の家事負担を軽減し、効率の良い暮らしを実現してくれます。新築住宅を計画するなら、キッチンや洗濯スペース、収納の配置をしっかりと検討し、家族全員が使いやすい動線を考えてみましょう。
これから新築をお考えの方は、ぜひ家事動線にも注目して、理想の住まいづくりを進めてください。