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2023.10.24

平屋と2階建てはどっちがいい?ライフスタイルに合わせて検討を

平屋と2階建てはどっちがいい?ライフスタイルに合わせて検討を

こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。

今年の秋は短いようで、あっという間に寒さを感じるように。
もう少し、気候のいい時期を楽しみたいものですね。

さて最近、平屋のお問い合わせが増えています。

マンションのようにワンフロアで暮らしが完結する平屋の構造は、憧れる方も多いのではないでしょうか。

しかし、平屋の住まいにも2階建ての住まいにも、メリットとデメリットがあります。それぞれの特徴をしっかり把握し、ライフスタイルや予算に合わせて選びたいですね。

今日は、平屋と2階建ての住まいを比較しながら、詳しくお伝えします!

平屋の特徴とは?知っておきたいメリットや注意点

階段がなく、マンションのようにワンフロアで暮らせるのが、平屋の特徴です。

バリアフリーな住まいは、シニアだけでなく幅広い世代に住みやすい構造。そのため、最近は、小さなお子様のいる若い世代にも支持されています。

一方で、2階建てに比べて建築コストは割高になりがち。広い敷地が必要で、日当たりや風通しは周囲の環境に左右されやすいなど、知っておきたい注意点もあります。

平屋のメリット

平屋のメリットには、次のような点が挙げられます。

・移動の負担が少ない

・家族とのコミュニケーションが取りやすい

・メンテナンス費用を抑えやすい

階段がなく、室内での移動に負担が少ないのは、平屋の大きなメリット。小さなお子様や高齢の方でも、安心です。家事動線も短いので、洗濯や掃除なども楽になるでしょう。

また、家族が顔を合わせる機会も自然と多くなり、コミュニケーションしやすい点も魅力です。

さらに、メンテナンスの費用負担も少なめ。外壁や屋根を塗り替える際、高い場所での作業が少なく、コストのかかる足場工事が最小限で済みます。



平屋で暮らす注意点

平屋を選ぶ場合は、知っておきたい注意点もあります。不安に思う必要はありませんが、建築時にしっかり対策すると安心です。

・日当たりや風通しのいい敷地を選ぶ

・間取りはプライバシー確保に配慮

・建築コストが安いわけではない

まず、快適に暮らせる平屋を建てるには、敷地選びがポイント。日当たりや風通しの良さは、周囲の環境に左右されてしまうからです。周囲に高い建物がなく、広さに余裕のある敷地なら安心です。

上下階で部屋を分けられない分、生活音が響きやすくなることも知っておきましょう。プライバシーに配慮して、間取りを検討したいですね。

また、平屋は、費用のかかる基礎や屋根の面積が大きくなるため、2階建てに比べると建築費が割高になりがち。ただし、階段や廊下が少ないので、同じ間取りなら平屋の方が床面積は少なくなり、総額では2階建てより安くなるケースもあります。

2階建ての特徴とは?メリットと注意点も知っておこう

次に、2階建ての住まいについて見ていきましょう。

2階建ては、戸建て住宅の8割を占めるほど一般的な構造です。それほど広い敷地を必要とせず、上下階でプライバシーを確保しやすいのも特徴です。

2階建てのメリット

2階建てのメリットとしては、次のようなものがあります。

・コンパクトな敷地でも計画しやすい

・部屋数や収納を確保しやすい

・日当たりや風通しのいい間取りにしやすい

2階建ての場合は、それほど広い敷地でなくても十分な生活スペースを確保しやすい点がメリットです。2階を設ければ、部屋数や収納にも余裕のある間取りになるでしょう。広い土地がいらないということは、土地の購入費用も抑えることができます。

また、日当たりや風通しのいい間取りを計画しやすいのも2階建ての特徴。平屋は中心部分がどうしても暗くなりますが、2階建てならその心配はありません。敷地条件によっては、日当たりのいい2階リビングにすることも可能です。



2階建てで暮らす注意点

一方、2階建ての住まいについては、次のような注意点があります。

・階段の上り下りが負担になることがある

・2階の部屋が使われなくなるケースもある

・メンテナンス費用が高くなりやすい

2階建ての注意点は、階段の上り下りの負担を踏まえた設計にしておくことです。お子様が小さいうちや年齢を重ねると、上り下りが負担になることも出てくるでしょう。いずれは、1階だけで生活できる「平屋風」の間取りにするなど、対策しておくと安心です。

また、外壁や屋根を塗り直す際には、高い場所での作業が発生するため、足場が必須となります。それだけメンテナンス費用がかかることを知っておきましょう。

まとめ

平屋と2階建ての暮らしを比較し、ご紹介してきました。

どちらの建て方にもメリットデメリットがあるので、ライフスタイルや予算、将来の暮らし方に照らし合わせて選ぶことが大切です。

また、デメリットと感じることにも対策方法があります。将来も見越した計画にしておくと、安心ですね。